皆さん、こんにちは。
今回は皆さんの身体を支えている骨についてお話します。
高齢者が転倒からの骨折がきっかけで寝たきり生活に転じてしまうと言う例が、テレビや雑誌等でよく取り上げられています。
骨は加齢に伴って弱くなっていくものですが、骨が弱くなる骨粗鬆症を防ぐことは出来るのでしょうか?
そもそも骨って鍛えることが出来るのでしょうか?
昔テレビで空手家が丈夫な骨を作る為に、足のスネを空瓶でひたすらたたいているのを見たことがありますが、そんなことをしなければ、骨は強くならないのでしょうか?
<骨を鍛えるには>
骨は日々生まれ変わっています。
骨細胞が新陳代謝を繰り返し、約半年で新しい骨細胞が作られると言われています。
この作られる行程が運動や食事や休養によって個人差が生まれるのです。
骨は骨内にある血液中のカルシウムが一定に保たれていることで強さを保っています。
不足すると骨からカルシウムが溶けだす量が増え、骨はもろくなります。
つまり骨を丈夫にするには、カルシウムを食事に取り入れることが必要になります。
骨を強くするためにカルシウムを摂取する必要があることは誰でも知っていることですよね。
実は食事からの摂取と同様に骨の強さを保つために筋力も必要です。
<身体を動かして、骨を強化しよう!>
骨に圧力をかけると、骨が刺激をうけ、細胞が働きだして、新しい骨の形成を促します。
そして、カルシウムが取り込まれ、新たな骨の細胞が形成されます。
骨は体重という圧を感じて、身体を支えるために自分で骨をつくりだすのです。
更に、運動すると、体重よりも大きな圧力が骨に負担をかけ、骨を強化するのです。
筋力トレーニングは、筋肉を鍛えていますが、同時に骨も鍛えているのです。
日頃から日光を浴びて散歩したり、骨に負荷をかけた筋力トレーニングを習慣にしていきましょう!