大人の歯磨き(歯周病予防)について

こんにちは。

今回のテーマは『歯磨き(歯周病予防)』です。


歯磨き

子供の頃の歯磨きは虫歯の予防が主な目的で、よく親から「虫歯になったら歯医者に連れて行くよ!」と脅されながら歯を磨いていたものですが、大人の歯磨きはそれに加えて歯周病予防も大切な目的となります。

歯周病

歯周病は最初の頃は自覚症状がほとんどないので気付いていない方が多いのですが、実際には40歳以上の日本人の約8割が歯周病(歯肉炎or歯周炎)にかかっているといわれています。
また、毎日の生活習慣がこの病気の原因とされることから、生活習慣病のひとつに数えられていて、最近では「歯周病が慢性的になると、様々な全身の病気に引き起こす危険性を高める。」ことが分かってきました。
さらに歯周病は肥満やメタボリックシンドローム、糖尿病との関連もいわれるようになっていて、歯周病の予防(歯磨き)が、全身の様々な病気の予防や健康な生活を送るためにとても大切なことなんだと、あらためて考えなければならないわけですね。

歯周病の予防

歯周病の予防には、本人が行う「セルフケア」と、歯科医師や歯科衛生士による治療の「プロフェショナルケア」に分けられますが、まずは基本として歯周病の原因である細菌性プラークを確実に取り除く「プラークコントロール(歯磨き)」を正しくマスターして、それを毎日続けることが大切です。
以下の点について参考にしていただければと思います。

■適切な歯ブラシを選ぶ

①毛足はストレートで、毛束が3~4列程度で手入れがしやすく、通気性が良いもの
②健康な人は歯ブラシの硬さは普通かやや硬めで、歯ぐきに炎症等がある人は柔かいもの

■磨き方

①歯ブラシの持ち方は、エンピツを持つようなペングリップ
②一歯ずつ丁寧にみがく
⇒ただし、歯磨きは個人に適したみがき方があるので、まずは歯科医師・歯科衛生士に指導してもらうのが望ましいです。

■補助清掃機具歯ブラシだけでは汚れが取りにくいところには補助清掃器具を使います。

①歯間ブラシ
②部分みがき専用歯ブラシ
③デンタルフロス(糸ようじ)

最後に…

最後に…
夕食後にウトウトした時、そのまま寝てしまいたいと思うことも多いですが、そこをグッとこらえて洗面所に直行して、しっかり歯磨きしましょう!
明日も元気に、白い歯の笑顔でコ・ス・パでお会いしましょう!


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