知っていますか?「糖質」の働きについて解説

皆さま、こんにちは。

最近、「糖質制限ダイエット」という言葉を良く耳にしますが、皆さまは「糖質」の働きをご存じでしょうか?


「糖質」について

三大栄養素の1つである「炭水化物」の中で吸収されてエネルギーになるものを「糖質」、吸収されないものを「食物繊維」と呼びます。
糖質は、私たちが活動するための主要なエネルギー源です。
さらに糖質の「グルコース」は脳や神経組織の唯一のエネルギー源でもあり、生きていくために不可欠な栄養素なのです。

「糖質」の働き

糖質が不足すると身体を構成する体たんぱく質である「筋肉」が分解され、エネルギーが作られます。
つまり、長期間糖質が不足すると「筋肉量が低下」してしまうという事です。

もちろん、エネルギー源としては体脂肪も利用されますが、「運動を伴わずに体脂肪を利用する」と、ケトン体と呼ばれる物質が作られ、嘔吐など身体の異常につながってしまうおそれがあります。
エネルギーが不足すると疲労にもつながるので、運動される方は特に「糖質」をきちんと補給するように心がけましょう。

ただし、摂り過ぎると「糖質」は、「脂肪」として身体に貯蔵されてしまうため、注意が必要です。
また、血糖値が上昇することで分泌される「インスリン」は、脂肪の利用を抑え、脂肪を蓄える作用があります。
同じエネルギー量でも含まれる糖質量は異なるため、血糖値が気になる方は、含まれる「糖質(炭水化物)量」も確認するようにしておきましょう。

■1日の炭水化物の目標量(目安)

1日の炭水化物の目標量(目安)
バランスのよい食事

糖質からもバランス良くエネルギーを補給して、元気に運動を続けましょう。


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