筋トレと生活サイクルについて解説

皆さま、こんにちは。

お客さまから、「筋トレをいつすればいいのか?」「どれくらいすればいいのか?」という質問をよく頂きますので、今回は筋トレと生活サイクルについてお話しします。


筋トレと生活サイクル

筋トレは身体に負荷をかけていくトレーニングで、筋肉だけではなく骨や関節、神経、血管に対してもアプローチできる姿勢・代謝改善が期待できるトレーニング法です。

しかし、筋トレはやればやるほど良いというわけではありません。
週2~3回が理想と言われています。
その理由としては、筋トレを行うことで筋肉に微細な損傷が起こり、その損傷を修復しようとする活動が活発になり、その期間に筋トレを実施しても成果が上がらないばかりか、更に損傷を深めることもあるからです。

しかし、身体の疲れが取れた2日後くらいに筋トレを実施すると、修復された筋肉が以前より強くなっているのでより大きく強くなります。
この現象を『超回復』といいます。
つまり、筋肉が回復して強くなるためには中1~2日間隔を開け、1週間では2~3回のペースで実施する事が効率のいい回数の目安となります。
ただし個人差がありますので、トレーニング後身体の疲れが取れていない場合は取れるまで待ってから筋トレを行いましょう。
※そのままトレーニングをしなくなる事がないように!

筋トレのタイミング

■筋トレを行う時間帯

また、筋トレを行う時間帯としては午後をお勧めします。

朝は神経の働きも活発になっておらず、大きな力を使う筋トレには適した時間とは言えません。
特に朝起きてすぐは血圧も安定していない状態なので、力む動きは避けた方がいいでしょう。
朝の運動は自律神経を整える、ストレッチまたはウォーキングや軽いジョギングがお勧めです。

■ダイエット目的の筋トレの場合

ダイエット目的の筋トレはランニング前に実施をすることをお勧めします。

筋肉の発達には成長ホルモンが大きな役割を果たしていますが、この成長ホルモンは脂肪を分解しやすい状態にする効果があると言われています。
脂肪燃焼効率が上がっている時に走る事でダイエット効果も期待できます。

■競技スポーツの為の筋トレを同じ日に行う場合

ただし、競技スポーツの為の筋トレを同じ日に行う場合は競技スポーツ実施後がお勧めです。

筋トレを先に実施してしまうと、体が張ってしまい、競技スポーツに悪影響を及ぼすことも考えられるからです。

最後に

最後に全てにおいて個人差はありますが、筋トレは短時間でも集中力が大事です。
ダラダラと筋トレを実施しても筋肉はなかなか付かないものです。怪我をする恐れもあります。
しっかりメリハリをつけて筋トレをしていきましょう!


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