マシントレーニングの方法について解説

皆さん、こんにちは。

本日はマシントレーニングの方法についてご紹介します。
マシントレーニングの方法でよく、『そのやり方・スピードは間違っている』『効率が悪い』とか、トレーナーが伝える場合がありますが、実はマシントレーニングはどのようなやり方・スピードで実施しても間違っていることはなく・効果もあるのです。(危険な動きは除きます。)
但し、トレーニングには目的がありますから、その目的に対して間違っている場合や効率が悪い場合はあります。

例えば、上腕二頭筋(力こぶの筋肉)を鍛える代表的なトレーニングでダンベルを持って肘だけを曲げて上に持ち上げるアームカールという種目があります。

上腕二頭筋の筋肥大を考えてトレーニングするなら、ダンベルを『非効率的』にあげる必要があります。
人間はある一定以上の重さを超えると、本能的に体が反応し腕以外の筋肉も使って挙げようとするため、本来刺激を与えたい上腕二頭筋の負荷が軽くなってしまいます。
重いダンベルを楽に挙げたいなら他の筋肉も使い効率的に挙げればいいのですが、筋肥大を考えているわけですから、なるべく他の筋肉を使わずに非効率的に上腕二頭筋だけを収縮・伸張させることが大切になるわけです。

スポーツをしている人なら、その競技性に合った『合理的』なトレーニング方法が必要になります。

例えば、重いものを持てるようにしたいなら、わざと身体を振りながら反動を使って重いダンベルを挙げる方法もあります。これはまさに他の筋肉をたくさん使うことで更に重いものを持ち挙げる方法です。

ランニングをしている人が腕振りを楽にするために上腕二頭筋を鍛えるなら、軽いダンベルを持って高回数のアームカールをリズムよくテンポを上げて実施することが有効です。
一方で短距離の腕振りを強化するなら上記よりも重いダンベルを使い、低回数でいいので素早く引き上げることが有効になります。

要するに、良いフォーム・正しいスピードかどうかはその方の目的によって変わることになります
是非これからはトレーナーに自分の目的を伝え、目的に合ったトレーニング方法の極意を教わってトレーニングをしていきましょうね。


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