みなさん、こんにちは。エグゼクティブトレーナーの小川 出です。
今回はトレーニングをした後の筋肉痛についてお話しさせていただきます。
筋肉痛について
普段トレーニングをあまりしない方が、久しぶりにトレーニングをすると筋肉痛になる場合があります。
また、普段トレーニングをしている方でも、あまりしない動きや、ハードなトレーニングをすると筋肉痛になる場合があります。
久しぶりのトレーニング・初めての動き・ハードな運動などは比較的筋肉痛になりやすいのです。
筋肉は運動によって物理的な負荷を受けると微細な損傷を受けると言われています。その筋肉損傷(筋破壊)が筋肉痛です。
筋肉痛は程度によって、筋肉損傷の指標になり、痛みの引き具合は炎症の引き具合として回復の指標になると言われており、筋肉痛はトレーニングの効果指標として有効活用できるのです。
筋肉の損傷が再生し回復すると、個人差はありますが筋肉は以前より強く太くなっていきます。この現象を超回復と言います。
しかし、筋肉の損傷が回復する前にその部位のトレーニングを開始すると更に損傷がひどくなり、回復が遅れたり成長の妨げになる場合があります。
筋肉痛後のトレーニングについて
では、筋肉痛になった後にその部位のトレーニングはいつから始めたらいいのでしょうか?
個人差はありますが、基本的には筋肉痛がとれたらその部位のトレーニングを再開する目安となります。これはトレーニングの超回復のサイクルをうまく利用できていると言えます。
よく『2日間あけてからトレーニングをしましょう』といわれているのは、回復期間を考えてからだが効率よく成長できるようにするためなんですね。
みなさんも、トレーニング後の身体の痛みと相談しながら無理なく効率よくトレーニングしていきましょう。