皆さま、こんにちは。
最近、暑い日が続いていますが、水分補給は足りていますか?
水分補給を小まめに行い、熱中症に気をつけましょう。
さて、今回は、「身体をつくる素になるたんぱく質」についてお話します。
「たんぱく質」について
皆さまは「たんぱく質」といえばどのようなイメージがありますか?
たんぱく質 = 筋肉 とイメージされる方が多いのではないでしょうか。
実は、たんぱく質は、筋肉だけではなく内臓や皮膚、爪や髪など生体の全てを作っており、免疫にも関係しています。
1日に必要な「たんぱく質」の摂取量
この生命を維持するために重要な働きを持つ「たんぱく質」ですが、1日に必要な量(推奨量)は、成人男性で60g、成人女性で50gといわれています。
なんと20歳代の若者から70歳以上の高齢者までこの必要量は変わりません。
★たんぱく質の摂取基準
男性(18歳以上)
推定平均必要量:50g/日、推奨量:60g/日
女性(18歳以上)
推定平均必要量:40g/日、推奨量:50g/日
たんぱく質が不足すると筋肉がやせてしまったり、免疫が低下しまうため、毎日の食事からしっかりと摂るように心がけましょう。
ただし、“摂り過ぎた”たんぱく質は最終的に体脂肪として身体に蓄えられてしまいます。
また、健康な成人で体重1kg当たり2g以上のたんぱく質を摂り続けると腎臓に負担がかかり、機能低下をも引き起こす可能性があります。
運動している方もたんぱく質の摂取量「2g/kgまで」は変わりません。
プロテイン(サプリメント)を活用される際は、用法・用量を確認し、摂り過ぎに気を付けましょう。
「たんぱく質」を多く含む食品と、いっしょに摂りたい栄養素
★たんぱく質を多く含む食品 「肉・魚・卵・大豆製品」
- 肉:牛もも肉1枚30g(5.9g)、豚もも肉1枚25g(5.1g)、鶏もも肉40g(6.5g)、鶏むね肉40g(7.8g)
- 魚:さけ1切100g(22.3g)、ぶり1切80g(17.1g)
- 卵:全卵1個55g(6.8g)、卵白1個分38g(4.0g)
- 大豆製品:木綿豆腐1丁300g(19.8g)、納豆1パック50g(8.3g)
※( )は、たんぱく質量(g)です。
★いっしょに摂りたい栄養素 「ビタミンB6」
たんぱく質の代謝を助けます。
たんぱく質の摂取が多い人ほどビタミンB6が必要です。
- 推奨量:成人男性 1.4㎎/日、成人女性 1.1㎎/日
- 多く含む食品:肉・魚・種実類・野菜・米
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